就職活動と宅建

宅建は、最もポピュラーな国家資格の1つです。不動産業界では必須とも言われる資格です。宅建を持っていると、もちろん履歴書やエントリーシートの所有資格欄に書くことが出来ます。

また、就職活動サイトにも宅建のチェック項目があり、宅建所有者のみの会社案内メールが届く場合もあります。(このようなメールは不動産販売関係の会社が多かったと記憶しています。タイトルに「宅建を活かして仕事をしませんか?」等の記載がありました。)

ただし、不動産業界の中でもデベロッパー業界ではそこまで優遇される資格ではありません。所有資格で優遇されるような甘い業界ではないのですね。内定者で宅建を取得している人も希なようです。

宅建を持っていると、他の業界での面接で「なぜ宅建を取得したの?」とかなりの高確率で聞かれます。メジャーな上に比較的難しい資格だと認知されているようです。

このような時は、取得した「目的」とそれを達成するまでの「実行力」や「努力」がPRのキーポイントになります。宅建を持っている・持っていないより、宅建を取得する行為からどのような人間性を有している人物なのかを判断しているようです。

この資格は一生有効なので、時間に余裕のある学生のうちに取得しておくと、後々思わぬところで役に立つかもしれません。


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